初秋の尾瀬&尾瀬オフ会 【3】 ~動植物編~ [尾瀬]
初秋にもなると咲く花の種類はぐっと減りちょっと寂しくなります。それでもこの時期の主役であるエゾリンドウやゴマナ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウは湿原のあちこちで咲いていて草紅葉で色あせた中に文字通り花を添えてくれます。 エゾリンドウが咲き終わるといよいよ尾瀬は本格的な秋へと移ろうのです。今回は久しぶりにシロバナエゾリンドウやホソバノツルリンドウも見ることが出来て花好きとしては収穫のあった尾瀬でもありました。
前回の晩夏の尾瀬と重なる花もありますが、いくつか選んで掲載しました。 また、鳥や昆虫も少しアップしてみました。そういえばもうイワツバメもほとんど飛んでませんでしたね。
【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM/Nikon P510】
※小さい縦アングルの写真はクリックで大きくなります。
↓↓ ミヤマアキノキリンソウ
↓↓ 【左】 オヤマボクチ 【右】 オオニガナ、尾瀬ヶ原での個体数はかなり少ないです。
↓↓ 【左】 オクトリカブト、透過光で撮って見ました。 【右】 ジョウシュウトリカブト、白に淡い紫色のトリカブトですが個体数は少ないです。
↓↓ 草紅葉が始まった湿原に咲く、エゾリンドウ。
↓↓ シロバナエゾリンドウ、 久しぶりに見ました。尾瀬ヶ原で知ってるのはもうこの1株だけです。 刈払いには細心の注意をしていただきたいです。
↓↓ 実は、尾瀬の湿原にはエゾリンドウとホロムイリンドウが混在しているのですが、ビジターでもホロムイリンドウの事は説明してませんのです。両者の違いはエゾリンドウは葉の幅が広く、ホロムイリンドウは8㎜以下と細いという点で区別するようですが、中間的なものもあり判別が難しいです。 今回、明らかに細い葉のを見つけたので、これはホロムイリンドウでは無いかと思います。写真を見比べてみると明らかに葉の幅が違いますよね。
↓↓ 【左】 ゴマナ、初秋を代表する白い花ですね。 【右】 晩夏から咲いているウメバチソウ
↓↓ 【左】 ホソバノツルリンドウ、数年ぶりに見ました。全滅したかと心配してましたが残ってました。ただし、まだ1番花が蕾なのでこれから咲いて見頃になります。 【右】 テングノコヅチ、 ツルリンドウは巻き付きますがこちらは地面を這います。
↓↓ 秋はキノコの季節です、林床にはいろいろなキノコが出てましたが、名前がよく分からないので、種名は割愛して掲載します(^-^;)
↓↓ 少し生き物も掲載です。 まずはアオサギ。
↓↓ ヒョウモンチョウの仲間
↓↓ キアゲハの幼虫。
↓↓ エゾリンドウにやってきたマルハナバチ。 この時期は花が少ないのでよく見かけます。 それにしても光の加減で随分紫色の出方が違ってきてホワイトバランスが難しいですね。
コメント 0