2016夏 帰省 【前編】 [散歩/旅]
いつもはお盆頃に帰省しますが、今年は仕事の都合もあり遅めの8月20日~24日の5日間で帰省してきました。 いつもは東京の方が暑いな~という事が多かったですが今年に限っては涼しく思えるほど郷里の四国の方が暑くて毎日晴れていたので外で遊ぶにはちょっと厳しかったです。とはいえ、一日家の中で過ごすのもなんですので、例年通り島に渡り遊んできました。また今年は山にもちょっと登ったりしまして短い夏休みでしたが満喫した感じです。
帰省の写真などあまり興味ないかと思いますが、一眼デジも持って行っていろいろ撮って来たので掻い摘まんで前編後編で掲載したいと思います。
【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM/Nikon P510】
↓↓ 最初は寝台特急サンライズ瀬戸で行くつもりでしたが、満席で新幹線かと諦めてましたが、直前になんと1つ空きが出て予約することが出来ました。新幹線より3000円ほど高いですが、久しぶりに乗れるのでウキウキわくわくでした(^-^;) サンライズ瀬戸はサンライズ出雲と連結されて岡山駅で切り離されて高松と出雲へそれそへれ走ります。今回は高松より延長運転していて琴平が終着となります。 東京駅9番線から出ますが、カーブしているので反対側の8番線から撮った方が綺麗に撮れます。
↓↓ 今回、取れたのはシングルです。サンライズは基本的に全席個室です。安い順で並べるとノビノビ座席、B寝台ソロ、B寝台シングル、サンライズツイン、A寝台シングルDXとなります。このうちノビノビ座席は区画で区切られている雑魚寝席で寝台料金がいらない格安席でが頭側には専用の窓もあるので結構人気です。B寝台シングルとソロはベッドの幅が少し違うのですが基本同じです。今回は2階席が取れましたので展望がとても良いです。
↓↓ 22時に出発して、夜通し走ります。ちょうど満月でカーブした半天窓にはお月様が煌々と輝いていい感じでした。
↓↓ 翌朝岡山駅での切り離し作業は時間が少ないのでドキドキでした(^-^;)
↓↓ サンライズ瀬戸は岡山を出ると瀬戸大橋を渡ります。これがあるので瀬戸の方が断然人気のようです。この日は曇りがちでちょっと景色は微妙でしたが、冬だと朝陽が見られるようです。大凡10分ほどで渡ってしまいます。
↓↓ 高松駅でうどん食べたら特急うずしお号に乗り換えて、更に徳島で「むろと号」に乗り換えて牟岐という町まで向かいます。我が故郷です。 サンライズ瀬戸の旅に関して、のちほど「たまに撮り鉄」の方に詳しくまとめる予定です。
↓↓ 牟岐の砂美の浜から見る出羽島。 出羽島は第2の故郷です。 帰省すると必ず渡ります。
↓↓ 2日目に出羽島に渡ってきました。今回は親戚の家に泊まりました。祖母が住んでいた関係で親類縁者がとても多いです。 漁村ですが、もう過疎化が酷くて70人くらいしか住んでません。 そのおかげもあって島は別空間のようで時間がゆったりと流れてます。
↓↓ 鉄筋住宅は殆ど無く京都で言えば町屋のような独特な作りの家が多くて町並み保存地区に指定されてます。車は1台も走りません。
↓↓ ハイビスカスがいい感じです。
↓↓ 島の民家はこじんまりとした平地にひしめき合って立ってます。でもその平地も昔は浜や浅瀬でして嵩上げして土地を造ったのです。いちおうインターネットは光回線来てます! 島の東にはいくつかの島が連なってますが全部無人島です。
↓↓ 昔は猫島でしたが、過疎化と共に食べるものも減ってしまったので激減して今は2匹ほどが半ノラ状態で生存するようです。 写真の猫は知らない人が来ると直ぐに隠れるそうですが、私がいっても逃げずなでなでさせてくれました。近くに居たおばちゃん曰く、あんた猫好きでしょ? 判るんだよ猫は・・・ だそうです。たしかに猫好きです!!(^-^)
↓↓ こちらは島に沢山いるイソヒヨドリ。 地元ではカナッチャと呼んでますが意味は不明・・・
↓↓ 島の北にある石の浜。干潮になると浜が広がります。 島には石が多いので砂浜がありません。 対岸が牟岐の町です。
↓↓ 港から出てくる白い船が連絡船「大生丸」(おいけまる)です。70人の島民の割には1日6往復してます。 この写真は島発の最終便です。
↓↓ 上の写真の便は牟岐に着くとすぐに折り返して戻ってきます。これで1日のラストとなります、つまり船は島が基地になってるわけですが、代々船長や機関士さんが島の人が就任しているのでこういう事になってるようです。
↓↓ 夕方、打ち寄せる波も夕陽色に染まり綺麗でした。
↓↓ 灯台の向こうの石の浜、その向こうに陽が沈んでゆきます・・・
↓↓ 黄昏の港
↓↓ とあるサイトの日本の夜の暗いところマップで見ると郷里のある付近はいつのまにか最上位ランクの暗い夜空の地域になっていてびっくりです。その証拠に港の街灯などの灯りがあるにも関わらず天の川がくっきりと見ることが出来ます。撮影してもこの通りです。
↓↓ しかしこの日は21時ころには大きな月が上がって来てしまい星空は終わってしまいました。 でも、月明かりの海の風景も幻想的で綺麗です。
後編につづ・・・
お帰りなさい!
瀬戸内海の夕暮れ、黄昏の港、ネコちゃんがノビノビと暮す島、民家の町並みなど素晴らしいところですね!
短い夏休み? 帰省する故郷があって羨ましいです。
寝台特急と車窓からの眺め、故郷の景色と匂い、憧れちゃいます!
故郷のない私には、盆や正月など帰省する楽しみに憧れますが...
私には、遠征車中泊しての撮影行脚が唯一の楽しみですね。
by happy (2016-08-26 22:14)
happyさん
ただいま帰りました。時差ボケ?で休み明けは木曜日なのに月曜日の感覚でした(^-^;)
島はほんとに都会や街の喧騒からはほど遠い異世界のような場所です、それに憧れて住み着く若者も増えてきましたが仕事がないのでなかなか大変のようです。
by てばまる (2016-08-27 01:06)
お帰りなさいませ。
サンライズが直前で取れて良かったですね。瀬戸大橋からの瀬戸内海、よく撮れていますね。あそこは高速で通過するうえ常に鉄骨だらけなので、なかなか思うように写せません。私がへたくそなだけかもしれませんが。
漁港の雰囲気などどことなく私の出身地に似ている風景で懐かしさを覚えます。
by 鉄まんアトム (2016-08-27 12:00)
鉄まんアトムさん
帰りました~ アトムさんの後押しのおかげでサンライズに乗ることが出来ました(^o^)/ 瀬戸大橋の鉄骨を巧く避けて撮るのはなかなか難しいですよね。まともに風景が見えるのは数枚だけでした(^-^;)
アトムさんの出身地も海でしたか?
by てばまる (2016-08-28 00:26)
天の川がカメラでクッキリ撮れるなんて、肉眼で見たらもっとずっとすごいんでしょうね。
by やまびこ3 (2016-08-28 18:49)
やまびこ3さん
港の灯りが避けられる西側の地区に行くと、真っ暗で、ほんとに降るような星空が見られます。天の川もほんとにクッキリ見えます。
by てばまる (2016-08-28 19:34)