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blog引っ越しました! [雑談]

長らく使ってきましたが、こちらのblogの制限容量が一杯になってしまったので、新しいblogを作りましたので、お手数ですがご登録をお願い致します。


新blogのアドレスはこちらです。


「尾瀬が呼んでるぅ~3」


アヤメ平に行って来ました♪ [尾瀬]

 6月11日、急遽アヤメ平に行って来ました。 ハイシーズンで尾瀬ヶ原や尾瀬沼は混んでいたようですが、アヤメ平は人も僅かしか会わず、とても静かで横田代では貸し切り状態でまったりと珈琲ブレイクでした。寒気が通り過ぎたあとでもあり空気が澄んで残雪抱く山々と新緑、そして素晴らしい青空とのコラボが最高でした。 久しぶりの尾瀬だった相方も満足したようです。

 ただ、樹林帯ではまだまだ残雪が多くて登山道が広範囲に埋まって見えないところもあり先人のトレースやGPSを頼りに進むこともありました。雪が多いのでまだ暫くは不明なルートになりますので行かれる方はご注意ください。


【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM / W60】


↓↓ 素晴らしい青空と残雪の至仏山、そして越後の山々が素晴らしかったです。

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↓↓ 天空へ続く道・・・ この先にアヤメ平が続きます。素敵な場所ですね。

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↓↓ アヤメ平の池塘と燧ヶ岳。 

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↓↓ こちらは、平ヶ岳。ときおり風が強くて水面が落ち着きませんでした。

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↓↓ そして、至仏山と連なる峰が美しいです。

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↓↓ アヤメの崖にはまだ少し残雪がありました。その向こうには上州武尊。

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↓↓ 稜線から見下ろすブナの森の緑が素晴らしいです!! 

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↓↓ 川の流れでしょうか? 残雪が流れるように新緑の合間に見えていました。

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↓↓ 富士見池にはまだ氷が浮いてました。

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↓↓ ピカピカの新緑を何度も見上げてしまいます。

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↓↓ 青空に伸びる飛行機雲がいい感じです。

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後半は「続きを読む」 をクリックしてください。

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白いスミレに逢いに♪ [スミレ/野草]

 低山のスミレは終わりましたが標高の高いところではまだまだスミレが咲いています。 今日は猛暑になる予報でしたが奥多摩の主稜線に咲くシロスミレに逢いに行ってきました。 暑いかと思ってましたが、風がそこそこあり雲も広がったりしたのでとても涼しく快適でした。ただしブヨなどの虫がつきまとうので厄介でした。

 目的のシロスミレは稜線の草原帯に点々と咲いていてちょうど最盛期でした。一昨年より少ない気がしますが沢山見ることが出来ました。ここには普通のスミレも咲いていて雑種も見つけることが出来てキツイ山でしたが収穫のある山行となりました。


【機材:K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM 【C】/Nikon P510】


↓↓ 稜線はツツジがあちこちで満開でした。 春霞で遠望は駄目でしたが爽やかな風が心地よかったです。

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↓↓ 草原に咲くシロスミレ

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↓↓ 目的のシロスミレです。 

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↓↓ 花弁の紫条が多いタイプでやや紫色に見えます。

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↓↓ こちらもシロスミレですが、普通は側弁に毛がびっしりあるのですが、この個体はツルツルです。このような個体が一箇所に何株かあるのも不思議です。さしずめケナシシロスミレというところでしょうか。

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↓↓ 普通のスミレとシロスミレの雑種がキリガミネスミレです。丹念に探したらそれらしきものが数株見つかりました。 白に紫を滲ませたような色合いはキリガミネスミレの特徴です。

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↓↓ こちらもキリガミネスミレです。

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↓↓ サクラスミレも僅かに咲き残ってました。

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↓↓ こちらはエゾノタチツボスミレ。 奥多摩では珍しいスミレに入るでしょう。 

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↓↓ これもエゾノタチツボスミレです。 右下のはやや紫ががかってます。

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↓↓ これは、タチツボスミレの変わり種で、ミドリタチツボスミレですが、もう終わりかけてました。

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↓↓ キリガミネスミレに続くサプライズは、このイチヨウランでしょう。 ちょっと用足しに入った林で偶然見つけました(^-^;)

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↓↓ そして、前回蕾を確認してから3週間も経つのでもう遅いかと思いましたが、やはり見頃は過ぎてましたがなんとか形は確認出来ました。 モイワランです! 

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↓↓ コアジサイ

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↓↓ ちょっと色が出てませんが、オオルリです。

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続・初夏の高尾山 [高尾/奥多摩]

 日曜日は奥多摩の尾根のシロスミレも考えて目覚ましをセットしたのですが、思いのほか疲れていたようで身体が重くて起きられず断念・・・ 8時ころにやっと起きだして、さてどうするべ? と考えつくのはやっぱり高尾山~♪ (^-^;) 前日にちょっと急いでいたので廻れなかったムヨウランを見ようかということに決定! とはいえピンポイントで行くにも登らないと駄目なのですが、バスに間に合えば日影から、間に合わなかったら高尾山口からということで出発、何とかバスに間に合ったので昨日同様に日影沢からスタート、いろは坂を上り4号路、3号路、6号路とノンビリと巡って廻ってきました。

 でムヨウランはまだ咲き始めたばかりでしたがそこそこ咲いていたので良かったです。更にまだ場所を確認出来てなかった小さなランの場所もたまたま見つけてしまい咲くのが楽しみです!

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM / Nikon P510】


↓↓ 時間があるとついつい立ち寄ってしまう日影の撮り鉄ポイントでスーパーあずさ号をパチリと撮影。 偶々巡回の消防車が通りかかりました。

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↓↓ 日影沢の沢スジもすっかり茂って緑だらけです。 迂闊に下りると蜘蛛の巣に絡まれます(T_T)

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↓↓ サワギク

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↓↓ ギンリョウソウ。 高尾山ではあまり見かけないです。

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↓↓ マルバウツギ

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↓↓ イナモリソウ。ほとんどのところでは終わりかけてましたがここはまだ沢山咲いてました。

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↓↓ 半分くらい咲き終わってましたが、これだけまとまってるのは珍しいでしょう。来年が楽しみです。

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↓↓ カンアオイ

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↓↓ サイハイランがあちこちで見頃です。いろいろ見た中ではこれが一番良く開いて綺麗でした。

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↓↓ 再び6号路のセッコク。 今日は昨日よりギャラリーが多かったです。曇っていたので薄日で撮影しやすかったです。

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↓↓ 何度見ても見事な着生っぷりですね~!

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↓↓ ヨウラクラン。 これも木に着生するランです。知ってる限り見て回った中ではこれが一番新鮮でした。

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↓↓ そして、一番目的のムヨウランです。 「無葉蘭」と書きますが葉っぱがありません。いわゆる腐生ランです。 まだ咲き始めたばかりで蕾の株が多くしっかり沢山開いているのをやっと見つけて撮影しました。今年も沢山芽が出ていました。このあたりだけ共生する菌が豊富なのかも知れませんね。

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↓↓ 地味なランなのでキラキラの中に花をあてがってみました。 というか、偶々偶然この角度にキラキラがあったのです(^-^;) それにしても薄暗い場所なので三脚使ってもぶれたりするので大変です。

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少し昆虫も撮影しました。 「続きを読む」 をクリックしてください。

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初夏の高尾山 [スミレ/野草]

 夏日になる予報の土曜日、とある野草が気になっていたので高尾山系を歩いてきました。春のような混雑は無いものの稜線に上がると沢山のハイカーが歩いていて高尾山の人気の高さを実感します。この時期は麓から登ってくると汗だくになり冷たいものが食べたくなるので今日もまた城山でかき氷を頂きました。ゆっくり下山しようかと歩き出すと、見覚えのある方が居まして声を掛けました。尾瀬仲間のhoriguti さんでした、もしかしたら来てるかもと思っていたのですが、やはり来ていて同じようにかき氷を食べてました(^-^;)  その後一緒に下山しました。春にも遭遇してるのでまたきっとバッタリする事もありそうです。


 さて、今回の目的はセッコクとベニバナヤマシャクヤクでしたが、ベニバナは数日で終わってしまうので、期待薄でしたが、運良く新鮮なのが残っていて撮影することが出来ました。これが見れただけでも来た甲斐があるというものです。


【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM / Nikon P510】


↓↓ 6号路のセッコクが見頃ですが、今年は花が少ないようです。 とはいえ杉にびっしり着生して咲いてる姿は圧巻です!

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↓↓ ほとんど白い花ですが希に薄いピンク色のもあります。

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↓↓ 枝にびっしり着生しています。まるで杉に花が咲いてるかのようですね。 ここよりもっと上のポイントも今年は少ないようでした。

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↓↓ ホシザキイナモリソウ。 花弁が細いものをこう呼ぶようですが、微妙なのも多いですね。 

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↓↓ コゴメウツギ

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↓↓ ヤブムラサキ。 これは初めて見た気がしますが沢山咲いてました。 

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↓↓ イチヤクソウ

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↓↓ 一丁平で満開だったヤマボウシ。

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↓↓ ツレサギソウ。 ちょっとギリギリって感じでしたがなんとか見れました。 

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↓↓ サイハイラン。 あちこちで咲いてました。

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↓↓ そして、一番の目的だった、ベニバナヤマシャクヤクです。 2つは開いたばかりで、初めて咲いているのを見ることが出来ました。咲いてから数日で散ってしまうので、場所を知ってから2年くらい花を見てませんでしたので今年はやっと見れたという感じです。白いのも綺麗ですが紅花も綺麗ですね~ 2箇所のうちここだけしか咲いてませんでしたから、多くの野草ファンが訪れてました。

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↓↓ 上から撮影。まだもう少し開くそうですが、このくらいの方が可愛いです。 

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↓↓ 最後は下から透過光で撮影。 また来年もみれるといいな。

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↓↓ アサギマダラを数匹確認しました。

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このあと、久しぶりにカシオペアを撮影しにヒガハスまで遠征してしまいました(^-^;)

 

早春の尾瀬ヶ原に行って来ました♪ 【3】 [尾瀬]

 早春の尾瀬シリーズの最終回は、見かけた花と生き物たちです。 湿原では水芭蕉とリュウキンカは目立って見ましたが、それ以外の花はほんとに少なくて探さないと見つからないという感じでした。林床でもまだまだ雪が消えたばかりで、やっとこ咲いているくらいでしたが、まあ早春に咲いてる花は一通り見つけたかなという感じです。


 生き物も鳥を中心に見ましたが、なんと今回はアナグマに遭遇しまして、嬉しい出会いでした! でもオコジョには会えずでした・・・GW中に龍宮小屋の小家主さんが真っ白なオコジョを小屋の近くで見たと聞かされて、とても羨ましかったです! 


 あまり数は無いかと思ってましたがけっこうあるので途中で常時表示はしない設定にしたので、「続きを読む」をクリックして表示してください。若干閲覧注意に物件もあります(^-^;)


【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM / Nikon P510】


↓↓ 真っ白な水芭蕉が多い今年の尾瀬です。 

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↓↓ オチクラミズバショウ。 白いホウが2枚あるタイプをこう呼びますが、特に品種として登録されてないので奇形という扱いです。

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↓↓ ザゼンソウ。今回はあちこちで見かけましたが数は少ないです。 この個体は珍しく葉も同時に伸びてました。

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↓↓ ウスバサイシン。 なかなかいい形の株ですね。

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↓↓ エンレイソウ。 まだまだ出てきたばかりの個体が多かったです。 少し花色が薄いタイプです。

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↓↓ イワナシ。 土曜日には咲いてなかったのが日曜日の下山時には咲いてました。 直ぐ近くにはシラネアオイの新芽も出ていました。

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↓↓  ショウジョウバカマ。 湿原ではまだまだこれからですが山道沿いには点々と咲いていました。

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↓↓ ヤシャビシャク。 木に着生しする常緑樹で絶滅危惧種にも指定されてますが尾瀬ではあちこちで見かけます。 高い木に着生するので高倍率の望遠レンズが必須です。

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↓↓ アズマシャクナゲ。 例年この時期には沢山咲いているのですがまだ咲き始めたばかりでした。

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↓↓ エゾエンゴサク。 まだ出ているところは限られていて東電小屋で咲いてました。

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↓↓ キクザキイチゲ。 林床では結構咲いてました。これは白いタイプですが淡い青紫色のタイプもあります。

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↓↓ ヒメイチゲ。 キクザキイチゲの極小版という感じの小さなイチゲです。 下の大堀川ビューポイントで辛うじて咲いてました。

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↓↓ スミレサイシン。 龍宮小屋裏手の拠水林に僅かに咲いてました。

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↓↓ ミヤマスミレ。 これも早咲きのスミレの筈ですが僅かでした。 木の幹のくぼみで咲いてました。

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↓↓ ミヤマキスミレ。 オオバキスミレとは違い3枚の葉がほぼ同じ所から出ています。 これも一番早く咲き出す斜面の上の方に僅かに2輪咲いていたのを高倍率コンデジでなんとか撮影した次第です。

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↓↓ トガクシショウマ。 今回の目的の花の一つでしたが、ルートから見えるのはまだまだ蕾でしたが、残雪があるのをいいことにちょっと上流に沢沿いに探索すると向かい側の斜面に咲いていたのを発見! でも遠いのでこれも高倍率コンデジで撮影しました。 つぼみだったのはそろそろ咲いてることかと思いますが、全体的には来週末くらいが見頃かな?

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早春の尾瀬ヶ原に行って来ました♪ 【2】 [尾瀬]

 早春の尾瀬ヶ原、2日目の写真です。前日は結局夕方も夜もガスガスで夕焼けも星空も見れなくて、になとか朝焼けくらいはとAquaさんと期待していたのですが、朝も濃霧でやっと太陽が顔を出したときはすっかり高く昇った時間でした。 しかし霧は急激に消えて好天となってくれて嬉しい瞬間でした。 青空があるとないとでは雲泥の差ですので、前日の撮り直しとばかりにウロウロしてしまい鳩待峠に下山完了したのは16時半でした(^-^;) こんなに遅くになったのは久しぶりでしたが、撮りたかった絵をしっかり撮ることが出来たので良かったです。


【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM】


↓↓ 早朝もガスガスでちょっとやる気が失せてました(^-^;) ここは竜宮現象の入り口です。ときおり勢いよく水を吸い込むと渦を巻くのでスローシャッターで撮影してみました。

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↓↓ 下の大堀川ビューポイントまで出張ってみましたが、ガスが晴れる気配無し・・・ 昨日より水量が減って中州が見えてました。太陽がバッと出れば白虹になりますがこの日は靄では無く霧に近いので出ることは無かったです。

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↓↓ しかーし、トボトボと龍宮小屋に帰る途中で急激に晴れてくれまして、やっと青空の撮影が出来ました。ここは六兵衛堀です。

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↓↓ 光があると新緑も映えますね。 ほとんど高架になりこんな昔ながらの木道も希少になってきました。いい雰囲気だったのでシャッターを押してしまいました。

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↓↓ 景鶴山も残雪と新緑のコラボが素敵です。

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↓↓ ヨシッ堀田代は湿原には水芭蕉が少ないのですが水の流れに沿って沢山咲いていてちょうど見頃でした。 なかなか山頂が見えないのでAquaさんとしばし粘って出たところで撮影しました。

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↓↓ 昨日の撮り直しとばかりにヨッピ橋からメインルートに移動。この場所で逆さ燧が岳が撮れるのも増水した時だけです。

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↓↓ そしてやはりこの景色は撮っておかないといけません! やや雲は多いですが中州の水芭蕉と一緒に撮ることが出来ました。タイミング良く上空をトビが旋回していたので、少し動きのあるになりましたね。 今年はここの水芭蕉が少ないようです。

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↓↓ 新緑と残雪の林床が垣間見えて綺麗です。

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↓↓ 上の大堀川もまだまだ増水しています。この景色もこの時期ならではですね。

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↓↓ 再び研究見本園に寄ってみました。昨日の場所のアカシボはすっかり消えてましたが、また違うところが見頃になっていました。空の雲と湿原に残る雪の状態が似ていて面白いですね。

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↓↓ ハトマチ沢に残る雪と見上げると新緑が印象的で綺麗でした。

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★次回は、咲き出した花々と生き物たちです。



早春の尾瀬ヶ原に行ってきました♪ 【1】  [尾瀬]

 5月27~28日で今年初めての尾瀬ヶ原に行ってきました。皆さんの情報どおり雪解けが遅れていて、山間部はまだまだ雪だらけでそれになのに新緑が始まっているという不思議な組み合わせ。 湿原の一部にも残雪が多く、龍宮小屋前にも少し残り、見本園や赤田代はまだ全面雪でした。ほかの湿原はすっかり溶けて水芭蕉やリュウキンカが咲いています。水芭蕉は霜焼けがなくてどれも白くて綺麗でした。

 スミレ類はまだまだほとんど出てなくて極僅かに見た程度です。今週末くらいから目につくようになるでしょう。 そして、尾瀬ヶ原全域でワタスゲがとても多く出ていまして、今年は当たり年になりそうな予感です。 ヨシッ堀田代はかなり密集して出てましたし、竜宮十字路~ヨッピ橋間も特に多かったです。


 まだすべて画像チェックしてないので、とりあえず鳩待峠~山の鼻間の様子と初日の写真を少し速報的にアップします。 のちほどここに写真を追加する予定です。


【機材: K-5IIs 17-70mmF2.8-4 DC MACRO HSM [C] / W60】


↓↓ こちらは日曜日に撮影しました。 初日は朝から小雨、晴れ、その後終日ガスガスで夕焼け、星空、朝焼けも無かったです。数日こんなぐずついた天気が続ていたようです。ご覧のとおり尾瀬ヶ原中心部は残雪はありません。

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↓↓ 鳩待峠からスタートすると道沿いには残雪が豊富です。カエル岩と呼ばれる大きな岩のところまでは基本的に除雪されていますので安心ですが、足元は水が流れたり濡れていたりするので要注意です。除雪されているところでも片道通行の箇所もあり週末は大渋滞になることも予想されます。


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↓↓ 階段や坂道などは綺麗に除雪されています。

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↓↓ 雪解け水で沢は水量が多いです。流れに見とれていると落ちますので気をつけましょう! また、この橋の近くは木道に雪が残ってましたので気を付けてください。

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↓↓ 下に川が見える長い階段下から先は基本的に残雪豊富で踏み抜きに要注意ルートになります。

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↓↓ テンマ沢湿原もまだ雪が多いですが溶けた湿原は水芭蕉が見ごろでしたがシカの食害も目立ちます。

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↓↓ 雪のある時にしか行けない場所の沢地の群生も見ごろです。そろそろ雪が緩んできてますので、近くまで行くのが難しくなりそうです。

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↓↓ 山の鼻の研究見本園もほとんど雪で覆われています。

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↓↓ その見本園の奥ではアカシボが最盛期でした。 このアカシボ、日曜日には雪解けとともにすっかり消えてましたのでいい時に巡り会いました。今年はアカシボは少ないそうです。

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↓↓ 上田代に入ると雪はありません。 雪解け水で尾瀬ヶ原湖になる個所も一番いい時は過ぎてましたが、前日までの雨と融水でなんとか尾瀬ヶ原湖の残り物にあずかれたようです。ガスガスだったのがこのとき2時間ほどだけ晴れてくれました。

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↓↓ 青空と残雪抱く新緑の山が水面に映り込んで美しかったです!

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↓↓ 新緑が水面に映って美しいです!!

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↓↓ 燧ケ岳は中腹だけしか姿が見せませんでしたが、これはこれでカッコいいですね。 それにしても天気悪いのに人が多くて思うように撮れませんでした・・・

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↓↓ 尾瀬ヶ原湖に浮かぶ橋のようですね。そこをボッカさんが続々と歩いてきました。荷揚げで一番忙しい季節です。

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↓↓ 中田代に入る頃には燧ヶ岳はすっかり雲の中でした。さらに至仏山にも急激にガスが掛かり始めます。

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↓↓ 下の大堀川沿いには水芭蕉が最盛期でした。増水で湿原の高さまで増えてました。

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↓↓ 下の大堀川の有名ポイントですが、増水で水没してしまってました。至仏山も見えなくなり中州の水芭蕉も水没では絵になりません・・・ これ目当てで来たカメラマンも数枚撮ってすぐに立ち去ってました。 

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↓↓ すっかりガスガスで細かい霧雨が舞う状況です。 カラコギカエデの曲がり角付近も長沢から流れ込んだ水で第2の尾瀬ヶ原湖のようになってました。

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↓↓ 龍宮小屋前にはまだ残雪が残ってました。

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↓↓ 午後は段吉新道のブナ林へ散策。新緑と残雪の組み合わせを狙ってみましたが、如何せん青空が無いと新緑も映えませんね。

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↓↓ 三条の滝ルートは残雪豊富で危険なため当面通行止めになってましたが、凄まじい水音が気になって、ちょっと行ってみましたが、確かに残雪が多くて道は完全に埋まってます。目印も無くGPSを頼りになんとか階段のところに移動。幸い階段は雪は付いてなかったです。そして展望台の岩場にも雪は無しでした。轟音の平滑ノ滝は名前の由来になった一枚岩を静かに流れる普段のイメージはなく荒れ狂う濁流でした! 雨と雪解け水で一気に増し増しになってます。

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↓↓ 霜焼けしていない水芭蕉が多くて綺麗です。また全体的に今年は小ぶりのような気がします。

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↓↓ リュウキンカも咲き始めました。 竜宮付近が多く咲いてます。

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↓↓ こんな感じのワタスゲの花のかたまりが多いです。また普段あまり出ないようなところにも出ていましたので今年は当たり年の可能性が高そうです。

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★次回は2日目です。やっと好天となった尾瀬ヶ原を満喫でした。



初夏の奥多摩稜線 [スミレ/野草]

 土曜日はスミレを求めて奥多摩の1700mほどの尾根まで登ってきました。この日は下界では30度にもなね真夏日で奥多摩も朝から日差しが強くおまけにあまり風もないので稜線はカンカン照りで日差しがキツかったです。そんな中を草原をうろうろしたのでちょっとバテてしまいました(^-^;) しかしおめあての白いスミレはまったく見つからずでちょっと遅れているようです。見頃は6月上旬なので少しは咲いてるかと思いましたが・・・ キツイ山なので何度も行きたくないのですが、また行かないと駄目かな? 

 白いのは駄目でしたがサクラスミレは大量に咲いてました。 普通のスミレもありまして、白いのとの掛け合わせも以前にも見たので期待したのですが、どうも微妙なのばかりでした・・・

 それにしても、ブヨなど小さな虫が大量発生してつきまとうので鬱陶しくて参りました・・・


【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM】


↓↓ 新緑が眩しいです。 もうハルゼミの鳴き声がしていました。

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↓↓ ヤマツツジと新緑。

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↓↓ ヤマツツジ。 急登している最中に咲いてると癒やされますね。

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↓↓ ふくらはぎがパンパンになるころやっと稜線に到着です。霞んでますが、富士山が見えてました。

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↓↓ こちらは南アルプス方面。 左隅にはたぶん北岳。 右端は甲斐駒かな。

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↓↓ 足下の草原には点々とサクラスミレが咲いてました。かなりの個体数で、撮影したのは最初の頃であとはもう飽きて撮りませんでした(^-^;)

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↓↓ こちらは花数がかなり多い株です。

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↓↓ 薄い色の個体もあります。

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↓↓ こんな変わり種も。 褪せてるのでは無く、こんな花色のようです。 白が混じるとシロスミレとの雑種、コワシミズスミレも疑いますが、以前見たコワシミズスミレとはかなり違うので色抜けタイプのサクラスミレでしょう。

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↓↓ こちらは花弁が桜の花びらのようになったタイプ。

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↓↓ 普通のスミレも点々と咲いてます。 

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↓↓ シロスミレとスミレの雑種のキリガミネスミレかと思いましたが、ちょっと違うかな、かなり微妙です・・・

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↓↓ これも微妙・・・ 

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↓↓ まだヒゴスミレが結構咲いてましたので、やはり遅れ気味ですね。

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↓↓ ワチガイソウ

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↓↓ クワガタソウ

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↓↓ まだ蕾ですが、盗られずに残ってました。久しぶりに咲いてるのみたいですが、ここまで遠い・・・

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筋肉痛は出てませんが、さすがに朝起きると怠かったので日曜日はノンビリとしてます。高尾山は先週末行きましたから、花は大差ないでしょうね。セッコクもまだちょっと早そうです。 来週末はいちおう尾瀬の予定ですがちょっと天気が心配です・・・



雨上がりの高尾山徘徊 [スミレ/野草]

 13日の土曜日は朝から雨でどこにも出かけられませんでしたが日曜日は何とか回復しそうなので、少しスミレ遠征も考えましたが、午後は雷雨の可能性もありそうだということで、悩んだ結果、近くの高尾山をまた徘徊してきました。休日3回連続ですが、行くたびに花が変わるのでこの時期は飽きない山ですね。 お目当てはいろいろあったのですが、高尾山最後のスミレにもなるコミヤマスミレはとりあえず見ておかねばというコースで、奥高尾や表高尾と一通り歩いてきました。 それにしても、まだまだハイカーは多くて人気の高さをうかがえますが、撮影するにも気を使います。


【機材: K-5IIs 17-70mmF2.8-4 DC MACRO HSM [C] / Nikon P510】


↓↓ すっきり晴れるかと思いましたが、終日雲優勢でした。曇りですが遠くまで良く見えてます。双眼鏡で見ると東京湾の対岸まで見えてました。

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↓↓ 桐の花。 山里には多いですね。昔は嫁入り道具を作るのに植えてたという話もありますが、その名残でしょうか? 枝いっぱいに紫色の花が咲くので遠くからでも良く目立ちます。

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↓↓ ガクウツギ。

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↓↓ ホウの花。 これも花が大きいので遠くからでも目立ちますね、近くに行くと甘ったるい独特の香りがします。

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↓↓ オオバウマノスズクサ。 奇抜な形の花です。今年はタイミングが良かったのかたくさん咲いてました。

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↓↓ タチガシワ。 ちょっと花期は終わりでしたがまだ咲き残ってました。 

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↓↓ ヒメコウゾ。初めて見ましたが、赤茶の毛玉のようなのが雌花で白茶のかたまりが雄花だそうです。夏には赤い実がなり食べられる。

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↓↓ ギンリョウソウ。 尾瀬ではよく見るのですが高尾山ではあまり見かけません。

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↓↓ コバノタツナミソウ

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